試食させない干し柿屋

先日、成田山に行ってきました。
だいたい毎年1月か2月に行っています。
お参りして、書道美術館に行くのがお決まりなんですが、今回の書道美術館の催し「河鍋暁斎展」は凄かった〜!
と〜っても感動しました!
調べてみたら、埼玉県は蕨市に河鍋暁斎記念美術館というのがあるようなので、是非行ってみたいと思います。
河鍋暁斎記念美術館のサイトはここをクリック!

さて、成田山の参道はまだ15日前で休日ということもあって、すごい人人人でした。
いつももうちょっと遅く行くので、出店もこんなに凄くはなかったんですが、今回は沢山!
そんな成田山新勝寺にはいる正門近くで、せんべいの缶の蓋を裏返した上に、干し柿を小さく刻んだのを乗せて「どうぞ〜」とか何とか言っているおやじがいました。
試食か?と手を伸ばそうとしたら、おやじが「だめ」とか何とか言ったのです。
???と思っていると、オヤジが驚くべき事を言いました。
「買うの?」
えええ〜っ?
普通は試食して、買いたくなるほど美味しかったら買うんじゃないの?
「食べてないしわからない」ってな事を言うと、「じゃ、ダメ。買わない人には食べさせない!」って言うんですよ。
買う人には食べさせる?
買うって決まっているんなら食べさせる必要無いのでは?
このオヤジのとなりの出店のお姉ちゃんがビックリした顔をしていました。

参道の店は出店も含めて試食させまくっていて、中には屋台の向こうじゃなくて、参道まで試食品を持って出てきて、歩いている人に食べさせている店もあるのに!
某甘栗屋なんて、若い女の子が甘栗カッター(?)を持って、次々甘栗剥いて、道行く人に食べさせてるんですよ!
もちろん、買わない人もたくさ〜ん!
某饅頭屋なんて、試食品の饅頭がでかすぎる!(笑)
一つの饅頭を4つに切ってるんじゃない?
まぁ、ホントあの干し柿屋のおやじは頭おかしいのかな?
試食をどんどん出した方が売れるんだよ。
ただ食いの人の事ばかり考えてるようじゃダメ。
買って貰えないのは、商品がそれ程美味しくないか、トークが悪いか、オヤジの浅ましい根性が見えちゃって不快感を与えるかからだ。
ただ食いの人だって、買わないかもしれないけど、歩きながら「この○○美味しいね」と連れと話しているかもしれない。それを聞いた通りすがりの人が「○○?!食べたい!この近くでおいしいのが売っているのね?」と思って買ってくれるかも知れないんだから。

私は食品じゃないけど、学生時代に商社から派遣されて、某商品の店頭デモ販売をしていました。
もの凄い売り上げで、始めてすぐに本社から呼ばれて時給アップを言われたくらいです。
秘訣は、試食ならぬサンプルですよ!
サンプルが一日につき一定量与えられていて、使って良いことになっているんですが、私は午後3時ぐらい(5,6時までの仕事)にはすべて使い切っていました。
高い商品を売っていたので、その場で買う人はまずいません。
だいたい二日間、デモ販売をするので、翌日とか別の日に買いに来ます。
私がデモ販売をした日に売れたものは私の業績になります。売り上げはお店のものです。
デモ販売が終わっても店はありますから、その後「あの時、デモやってたやつください」と来る人もいるわけです。
そういう人も結構いたみたいで、お店からも、「デモをよこすならくまえさんを寄越してくれ」と指名が入ったりしていました。
とにかく、サンプルを使うということは、使った数だけお客さんと話が出来るということですからね。買って貰える確立も高くなります。
この人買わないだろうと思うような子供や老人にもどんどんサンプルは使いました。
ある時、「うちの婆さんが昼間ここに来たと思うんだけど。欲しいから買ってこいって言われてさ〜(^^)」って閉店間近に買いに来た息子さんがいました。

まぁ、あのオヤジにデモ販売のコツを教えてやりたかったですわ(笑)

14 : 14 : 24 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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